定年後 「再雇用」または「チャレンジ」?迷った時、私はこの判断基準で考えた!

日本語教師になりました!

迷ったときこそ、”判断基準”が必要です!

 定年が近づくにつれ、今の仕事をそのまま続ける「再雇用」を選ぶのか?「新しいことにチャレンジ」するのか?本当に迷います。私も悩みましたが、自分の判断基準を明確にして決めることにしました。自分で決めることで、悔いのない人生を送りたいからです。

今後の生活費がまだまだ必要 ⇒「再雇用」を!

 定年後も、子どもの学費や住宅ローンなどお金が必要な場合、今の仕事が続けられるならば、職場環境(仕事内容、人間関係他)などに多少問題があっても、私は「再雇用」を選ぶと決めていました。それは、再雇用が可能な職場であれば、やはり、お金に関する不安が少しでも減らせるからです。ただ、当然現役社員ほどはもらえませんが、ある程度、一定の収入を確保できることは、精神的な安定につながるからです。そのため、「家族のために頑張るしかない」と思ったら、「再雇用」と決めていました。もし、職場環境に問題があり、今の仕事を変わりたいと思っていた場合でも、「家族のため」と割り切る”覚悟”が必要だと思っていました。その覚悟さえあれば、多少職場環境に問題があっても乗り越えられるモチベーションが備わっていると思いました。かなり精神論的な話になりますが、私はそう決めていました。

今の仕事も職場環境も問題が無い ⇒「再雇用」を!

 「今の仕事をとことんやってみたい!」と思う場合も言うまでもなく「再雇用」を選ぶと決めていました。ただ、私の友人で今の仕事がしたいと「再雇用」を選んだのですが、現役時代と比べて大幅に給料がダウンし、その上、やりたくもない仕事がプラスされたため、「最近、仕事に対するモチベーションが上がらない」と悩んでいました。やはり、同じ仕事を継続しても、もらえる給与がそれに合わないと…モチベーションを維持するのが大変みたいです。職場環境に問題がないといっても、再雇用として働く以上、現役の時とまったく同じ内容をそのまま継続できるとは限らないですね。仕事に対する報酬を求めるのではなく、その仕事にどれだけ熱意を持ち続けられるかが重要だと思いました

 話は変わりますが、再雇用の道とは別に、前の職場で一部の仕事を担当するような業務内容(例えば、企業内講師など)であれば、人材派遣の会社に登録して、派遣会社から派遣されて、その業務だけを担当するような働き方があることも知りました。現在、私は派遣会社に登録して、前の職場からの業務要請に対して仕事をさせていただく働き方をしています

今の仕事や職場環境に問題がある ⇒「新しいことにチャレンジ」を!

 子どもが独立し、住宅ローンなどお金の負担が少ない場合、「何か違うことにチャレンジしたい!」と思ったら「新しいことにチャレンジ」すると決めていました。私の場合、同じ会社に37年ほど勤めてきたこともあり、定年後は”何か新しいことがしたい”と、よく思っていました。特に、定年が近づくにつれ、より強く思うようになりました。そして、第二の人生「新しい環境で、自分の力がどこまで通用するか?」を試したくなりました。

 では、「何をもって自分の力を試すのか?」ですが、幸い、仕事の関係で「日本語講師」の仕事に関わる機会があり、その仕事内容に関心と興味が沸き始め、日本語教師になる方法や日本語教師の仕事内容などを調べました。そして、「定年後は日本語教師になる!」と決意し、家族にも自分の決意や夢を話し相談しました。結果的に家族の同意も得て、その道を選ぶことができました。当然、最初、妻は、再雇用できるのであれば再雇用の道を進んで欲しいと言っていました。やはり、未経験の定年後の生活を考えた場合、当然ですがリスク回避を優先するのはしかたないと思います。そんな中、長男は、なぜか、チャレンジすることを快く思ってくれました。その後色々と話し合い、今は、妻も今の働き方を理解してくれています。

まとめ

 何か難しい選択を迫られ自分で決めなければならない場合は、やはり何らかの判断基準を明確にし、自らが選ぶことが必要だと思います。自分で考えた判断基準で自分で決めたことなので、何があっても他責にはできませんし、後悔もできません。逆に、「やるぞ!」と言った決意も強くなりますとにかく、悩み迷ったら、判断基準をつくり決めることです。正解はありません。自分で進むべき道は自分で決めて、その道を信じて進むしかないと思います。第二の人生に向かって、前に進みましょう!このブログが皆さんの参考になれば幸いです。

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