日本語講師としてデビューしました!

日本語教師になりました!

 日本語教師養成講座を卒業し、会社も9月で定年(60歳)退職し、第二の人生として夢であった日本語教師として10月にデビューしました。現在、2つのクラスを週1回担当させていただいており、週2日の非常勤講師です。今回は、初めての授業の準備や、初めての授業て感じたことなどをお伝えします。少しでもご参考になれば幸いです

●私の日本語学校の授業について

  私がお世話になっている日本語学校は、1つのクラスを複数人の講師の方が担当する体制で授業を進めます。そして半年の詳細のカリキュラムが示され、各クラスのレベルに合わせてクラスの方針が発表され、自分が担当する日の授業内容が決まります。授業はテキストと副教材、自分で準備する小テスト、ロールプレイやペアワーク、日本語学校が準備しているテストなどを組み合わせながら、授業を構成していきます。

 主な授業の構成ですが、前段、前日の復習、宿題の確認、小テスト、漢字の読み・書きなどを行います。中段から後段にかけて、各パートの文型導入、変換練習、会話練習、など組み込み、できるだけ今日習った文型や語彙を使って会話練習をするように構成します。できるだけたくさん学生が会話できるよう授業します

●初めての授業の準備について

 日本語学校の考え方などを理解しながら、45分*5コマの授業を準備するのは、大変ですが、やはり、日本語教師養成講座で色々と経験したことが、ここで生かされました。会話の場面設定の導入、今日学ぶ文型の導入などは、その経験がないと少し大変と思います。また、養成講座では、『教案』を細かく書きことが求められましたが、それは、授業における先生と学生の会話のシミュレーション能力を鍛えるためで、実際の授業では、私の場合の教案は、その日の授業の目的と目標を明確にし、そのために何をどうするかの大まかな流れを書いています。当然ですが、一語一句の教案作成はしていません。むしろ、その構成にあわせてパワーポイントの作成に時間をかけて準備しています。前職が企業内(新人)研修の講師もしていたため、パワーポイントにて授業を進めるスタンスが身についており、逆に、テキストと板書だけでは・・・不安です。また、パワーポイントのメモ機能も使いながら、ここで何を、どういうのかなど、抜け漏れ防止のためにも活用できますし、会話の音声も事前にパワーポイントに貼り付けできるので、煩わしいCDの操作なども不要でスピーディーな授業運営ができると思います。

 また、いきなりロールプレイ(病院)の担当になり、大変でしたが、外国人が病院に安心して通えることを目的に、ロールプレイを準備しました。使用するテキスト『できる日本語(初級)』の『第12課の3病院で』を習った後なので、実際に病院の受付で書く「問診票」を書く練習するために問診票を準備しました。記載されている内容の語彙を簡単に説明できるように、語彙とイラストをセットで導入しました。また、ロールプレイ本番では、役割として①患者②受付③医者④薬局とヒントになるシナリオを準備し、「保険証」や「くすり」(朝夕2回食後と書いたもの)なども事前に印刷し物を準備し、できるだけ実践に近い状況になるように準備しました。(※写真参照)準備する時間も大変ですが、できるだけ実際の現場に近づける工夫をしました

●初めての授業で感じたこと

 当に初めての授業は、バタバタと大変でした!60歳にして「オジサンがバタバタしてる」って感じでした。でも、実際授業をスタートして「先生は?何歳?」聞くと、「40歳!」と言ってくれて、「ありがとう!」と言いながら、「実は60歳」と言うと「へー」と言いながら、少しクラスが和みました。また、心配していたロールプレイも、者役の学生が演技派で、その役になりきってくれて見てて本当にうれしかったです!私のクラスはレベルが高い学生が多いので、会話を聞くと、「熱を測ってください」とか「処方箋を出しておきます」とか、準備もしていないものや、自分が知ってる語彙を使って会話をしてくました。本当に、学生に助けられたデビューの日でした。

 本当に講義の準備は大変ですが、大変な分だけ学生の反応が変わるような気がします。海外から一人で日本に来て、慣れない生活環境や文化の違いもかかわらず、「日本語を話せるようになりたい」と夢と希望をもった学生のために、少しでも役に立つ授業をどんどん考えて実践していきたいと感じました!

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