≪ここがポイント≫日本語教師養成講座の選び方!

日本語教師になりました!

日本語教師養成講座の選び方のポイントをお伝えします

 これから日本語講師を目指す方へ!

私の経験からですが、やはり日本語教師養成講座420時間コース】を受講されることをお勧めします!それは、まず1点目ですが、この講座は【教育訓練給付金】対象です。第二の人生を考えている方にはその制度を活用すべきだからです。そして、2点目としては、【登録日本語教員制度を考えると、当然文化庁届出受理講座の学校を選ぶべきです。私のように日本語教育能力検定試験に合格していない場合は、養成講座を受けることで一部試験の免除があります。

それでは、まずは日本語教師になる方法からお伝えします!

日本語教師になる方法は”3つ”あります!

①大学・大学院日本語教育を専攻する

②学士の学位を持ち、 文化庁に認定された420時間日本語教師養成講座を修了する

③日本語教育能力検定試験に合格する

日本語教師養成講座(420時間コース)とは?

日本語教師養成講座は大きく3つのステップで構成されています。 私がお世話になっている学校の内容をベースに説明させていただきます

(Step1)基礎理論(週1日【90分*4コマ】で3か月ぐらい)

 日本語教師としての基礎知識を学びます。多くの日本語学校は、この内容はeラーニングなどを取り入れており、直接学校に通うこともできますが、自宅のPCでも勉強することもできます。私の場合、全講義を自宅のPCで勉強しました。但し、単元ごとに確認テストがあるので試験は学校で受ける必要があります。そのため、単元毎のテストだけ学校に行っていました。試験時間や日程は相談できます。

(Step2)実践演習(週1日【90分*4コマ】で初級3か月+中上級3か月ぐらい)

 初めて模擬授業を行います。事前に指定されたテキストのパートを、指定された時間で模擬授業を行います。学生役は受講生(一緒に参加しているメンバー)です。模擬授業は学生役のみなさんと指導頂く先生からコメントをいただき、次回の模擬授業にその内容を反映していきます。はじめのころは大変ですが、徐々に慣れてきますのでご安心ください。

(Step3)教育実習(週1【90分*2コマ】で3か月ぐらい)

 実践演習を終えると、いよいよ本講座を修了するための教育実習になります。今度は、学生役は学校と契約された外国人アシスタントの方です。まさに実践を想定した教育実習です。実践演習と同じように事前にテキストのパートが決められ、決められた時間の模擬授業を行います。学生役の外国人アシスタントは、日本語はもちろん高いレベルの方々で、模擬授業のレベルに合わせて『実際の学生には難しいです。』『すごく分かりやすいです。』など、実際の学生の視点でアドバイスを頂けます。本当に的を得たコメントでした。また、指導いただく先生からも今後の就職に備え、より具体的な実践指導をしていただけます。

 では?実際、どのようにして学校を選べば良いのでしょうか?

『日本語教師を養成する学校』を選ぶ”重要なこと”は何か!

自分が実際に経験し、養成講座を修了し、日本語学校に就職できた経験から言えることを具体的にお伝えします!

(ポイント1)【実践演習】で何をしているかを確認すること!

 実践演習は、まさに初めて日本語教師になるために、自分で授業の内容を考え、教案を作成するなど、日本語教師として必要なスキルやノウハウ、テクニックを構築する段階です。つまり、ここでの模擬授業の内容や、指導内容などが今後日本語教師として働くときに大きく影響します。つまり、実践演習の経験は本当に日本語教師として重要な段階です。そのため、多くの場合、実際に事前に相談できたり、見学できる学校も多くあります。是非、学校を選ぶ際は、事前にどんな内容か確認してください

 私が通った学校は、必ず模擬授業の前に教案を作成し模擬授業後(色々な指摘、アドバイスをいただく)教案を再度修正して担当の先生に提出します。その教案に対して、担当の先生から”赤ペン”で、修正ポイントやアドバイス、Goodポイントなどを教えて頂けます。大変ですが、この繰り返しが日本語教師として実践力につながります

(ポイント2)【実践演習】の再履修ができるか(それも追加費用ナシか)!

 3つのステップを進んで日本語養成講座を修了しても…やはり100%大丈夫とは正直、言えない方もおられると思います。実は、私はそうでした。実際、自分のパート以外は、なかなか理解できていませんでした。そのため自信が持てませんでした。そこで、就職の前に、もう一度、初級クラスを3か月間、再履修しました再履修も前回と同様に模擬授業(前回担当していないパートです)をします(但し、教案提出はありません!)。私の通った学校は、何と再履修は無料(追加料金ナシ)!でした!中級の実践演習も再履修する予定でしたが、就職が決まったので再履修はしませんでした。是非、再履修の制度があるか?それも無料(追加料金は発生しないのか?)か、内容を確認してください!

(ポイント3)就職先の紹介、履歴書のチェックなど どんなサポートがあるか! 

 養成講座を修了して、いよいよ『日本語教師として就職したい』と思っても、どんな求人があるのか?その求人先の学校はどうなのか?また、履歴書の書き方、内容は大丈夫なのか?さらに、面接のための模擬授業は大丈夫なのか?〈(例)日本語学校の面談は、本人面談の前に、指定されたテキストと模擬授業のパートを事前に連絡いただき、その授業を面接官の前で行います。面接官が学生役のところが多いと思います。〉つまり、日本語教師として就職を希望する場合は、どんなサポートがその学校にあるのか、これも事前に確認してください

 初めての業界(日本語教育)でもあり、実際に就職活動を始める時は本当に不安だと思います。私の通っていた学校では、定期的にメールで求人募集の案内をいただいたり、希望する学校の情報を相談したり、履歴書をチェックしてもらったり、また、面談用の教案を担当いただいた先生に見てもらったりなど、就職までのサポートが充実していました

”私がお世話になった学校”を紹介します!

それは日本語教師のプロ養成専門校 KEC日本語学院です!

 私はこの学校に通うことで就職先も無事決まりました。本当にKEC日本語学院の皆様には大変お世話になりました!この場をかりてお礼を言わせていただきます。『ありがとうございました!』

 KEC日本学院【東京・新宿校】、【大阪・梅田校】、【大阪・なんば校】、【大阪・枚方校】、【京都・京都校】、【兵庫・神戸校】にあります。お近くの場合、事前相談してみてはどうでしょうか。

引用:https://www.jpns.kec.ne.jp/

最後に

 私の経験(個人的な感想)をもとにまとめた情報になりますので、そのことをご理解いただければ幸いです。是非、日本語教師を目指そうと考えておられる方、検討されている方に参考になれば幸いです。

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