『日本語教師養成講座』時点での参考図書を紹介します!【第一弾】

日本語教師(初心者向け)【授業サポート情報】

私が持っている”おすすめ図書”を紹介します!【第一弾】!

 ブログを立ち上げてから最近よく”おすすめの図書”や”参考書”を紹介してほしいとの声をよく聞くようになりました。私も日本語教師を目指し始めたころは、「どんな本を買えばよいのか?」「どんな本があるのか?」、全くわかりませんでした。しかし、日本語教師養成講座の先生や自分なりに調べ、色々な本があることが分かり、実際に購入しました。その中で、これはよく使ったと思う本を、その時々に合わせて今後紹介していきます。是非、まだ、どんな本が必要か?一体どんな本があるのか?など興味がある方のご参考になれば幸いです。個人的な好みもありますので、念のためにあくまで参考情報としてご理解ください。

『日本語教師養成講座』を受講していた時に使用していた参考書です!

『【初級】と【中級】の実践演習』の時に使っていた参考図書です!

私の通っていた日本語教師養成講座で使っていた初級のテキストは、『みんなの日本語 初級Ⅰ&Ⅱ 第2版 本冊』でした。多くの養成講座の開講している学校が使用されているテキストを思います。養成講座ではそのテキストの中から担当が決められ、指定された時間の教案を作成し、模擬授業を行います。当然、初めてのことは、どうやって準備したらよいのかわからず困っていましたが、下記の参考書があることが分かり、この本を購入して参考書として活用していました。

【初級】の教え方手引き

 この本には、本当に救われました。そして、今でも授業の文型導入などを考えるときに参考にしていますいつまでも使える本と思います。また、この本には、学習項目やその導入と練習方法、展開、留意点などを詳細に書かれています。まさに、日本語教師養成講座の学生にとっては、必要な一冊と私は思っています。参考までに、写真のは、「第1版の教え方手引き」も載せていますが、今は中古品としての購入になりますので、第2版で十分と思います。

参考までに、下記テキスト一覧にAmazonへのリンクを貼っておきます

●みんなの日本語初級I 第2版 教え方の手引き 

●みんなの日本語初級II 第2版 教え方の手引き

【中級】教え方手引きと辞書

 私の日本語教師養成学校では中級のテキストは『中級から学ぶ日本語』でした。私は中級から実践演習講座がスターしました。最後に初級でしたのでレベルの違いは当初よくわかりませんでした。(【念のため】入学するタイミングで逆になる場合もありますのでご安心ください。)初めての日本語教師養成学校で、いきなり模擬授業で教案作成することになりました。私が通っていたことは、コロナのころでしたので、授業生も今と比べれば本当に少ない人数でした。そのため、模擬授業の時間もたっぷりありました。今では、本当に貴重な時間でした。話は戻しますが、やはり「何か参考になるものは?」と思い、初級と同じように購入し参考にさせていただいた。それが上の写真の本です。

 1冊目は、初級と同様「教え方手引き」です。わかりややすく、今でも参考書として活用しています。

 もう1冊は、中級の実践演習では、模擬授業の中で、未習語彙を既習語彙で説明することがあります。とても苦労しました。そんな中、とても参考になったのが、『「中級」「上級」の日本語を 日本語で学ぶ辞典』です。これは、辞書にある語彙を導入する際、語彙の説明内容が、このテキスト「中級から学ぶ」の進捗に合わせて、それまに学んだ既習語彙で説明されています。本当にすごいです。今でも授業の検討に使っています。中級の授業にはこの辞書は最高です。

参考までに、下記テキスト一覧にAmazonへのリンクを貼っておきます

テーマ別 中級から学ぶ日本語 〈三訂版〉

「中級」「上級」の日本語を 日本語で学ぶ辞典

初めての(模擬)授業準備のための参考図書です!

 初めて日本語教師養成講座がスタートして、すぐに教案を作成し、模擬授業をすることになります。でも、『教案?』聞いたことも、見たこともありませんでした。また、『実際の授業はどんな感じなのか?』、本当に、正直、わからずに大変困りました色々と勉強しましたが、私はすぐに本を集める癖(本マニア)がるので、早々に写真の本を購入し、勉強しました。

 紹介する本の一つ目ですが、『日本語教師七つ道具シリーズ+プラス』としてシリーズで出版されていている本で、『教案の作り方編』と『語彙の授業の作り方編』です。日本語養成講座のときには必要ないかもしれませんが、何度も書いていますが、今でも時々参考にしている本ですのでご参考まで。 

(注意)教案に関してはは、日本語教師養成講座の時の目的と、日本語学校で新人先生として作成する教案と、日本語教師として経験を積んだ方の教案の目的はかわります。つまり、目的よって教案の内容も変わりますので、初めて経験される方はご注意ください。

 紹介する本の二つ目ですが、当初は、日本語の授業事態どんなものかわかりませんでした。また、実際にどのように授業をしているのか?知りたくてたまりませんでした。そのような状況の中、見つけたのか、『日本語授業の進め方 生中継』(WEB動画付き)でした。WEBで動画付きですので、実際の講義風景をみることができました。(テキストのすべてが動画ではありませんが、主要な学習項目にいくつか動画がついています)。この映像をみることで、実際にどう教えているのかがイメージできました。今でも文型導入の言い回しや流れなど参考にしています。

参考までに、下記テキスト一覧にAmazonへのリンクを貼っておきます

教案の作り方編 (日本語教師の7つ道具シリーズ+(プラス))

●語彙授業の作り方編 

●日本語授業の進め方 生中継 (日本語教師ハンドブック) 

まとめ

 日本語教師になるためには色々な準備も必要です。また、自分が『どんな日本語教師になりたいのか?』で、投資する時間や使うお金も変わってくると思います。私の”おすすめの本”も、あくまで私個人の感想ですので、必ず必要かどうか、本当に役に立つのかどうかわかりません。ただ言えることは、日本語教師に参考になる本は、本当に多く出版されています。そのことを知る機会にでもなれば幸いです。是非、新人の先生、養成講座に入られたばかり方、頑張ってください!私も頑張ります!

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