日本語学校 採用面接(面談)&模擬授業 の詳細!

日本語教師になりました!

日本語学校の採用面接(面談)&模擬授業の内容をお伝えします!

 日本語教師養成講座を修了された多く方は、日本語学校で教師を目指されると思います。今回、私が実際にお世話になっている日本語学校の面接(面談)と模擬授業の内容を詳しくお伝えします。参考になれば幸いです。チャレンジされる方、是非、頑張ってください!

日本語学校への就職までの流れ(私の場合)

 概ねどこの日本語学校も下記の様な流れになると思います。基本的にすべてメールでのやりとりでした。常勤講師か非常勤講師どちらを希望するか、必ず連絡して欲しいとのことでした。(私は非常勤講師希望です)

 ※日本語学校によっては、【履歴書】のみでOKの場合もあります

就職したい日本語学校へ【履歴書】と【職務経歴書】を送ります

書類審査に合格した場合面談日の日程調整と模擬授業の内容の連絡が入ります

面談後、数日で採用結果の連絡が入ります

実際の面接と模擬授業の内容について(私の場合)

(1)面接日の日程調整について

 面接日の日程に関しては、複数の日程案をいただきました。私の場合、その日程が現状の業務の都合により調整できなかったため、再度、日程調整をしていただきました。本当に助かりました。面接時間は模擬授業と面接で1時間を予定されていました。

(2)模擬授業の内容について

 模擬授業のテキストの指定があり、具体的にそのテキストの第何課のこの部分と細かく指定がありました。また、その授業の中で、導入すべき文型(3文型)の指定があり、授業時間は時間は20分から30分との連絡でした。また、面接当日、教案コピーを2部持参する必要がありました。学生役は、面接官(日本人)2名で、N5レベルで入校すぐの学生の設定でした。新出語彙に関しては、学生は事前学習しているとの想定でしたが、模擬授業の中で重要な語彙はフォローしてくださいとの指示がありました。

 テキストの指定はありましたが、持っていないことも想定され、そのテキストに関する資料や参考資料も事前にメールいただきました。また、模擬授業の内容について詳細に記入された資料もいただきました。(使用したことのないテキストの場合、かなり読み込む必要があります)

 また、実際模擬授業を行う教室の環境や、パワーポイントを使用する場合は、パソコン持参するのかUSBでデータを持参するのか事前に確認できました。(私の日本語学校は、基本的にパソコンと板書のセットで授業します)

(3)面接日当日の内容について

 会場到着後、早々に【教案コピー(2部)】を提出し、授業の準備をしました。『はじめてください。』の合図で模擬授業をスタートしました。学生役の2名は、面接官ですが、インドネシアと韓国の学生で名前もありました。私は30分の授業を準備していましたが、20分ごろ一旦模擬授業を止めて、残りの内容を確認されて、模擬授業は修了しました。

 模擬授業後に、面接がスタートします。普通の対面形式でしたが、内容は、前半は、模擬授業に関する内容が多かったです。模擬授業の工夫点や特に学生に伝えたかったポイント、実際に模擬授業をした直後の反省点や改善点などを色々と聞かれました。その後、本校を希望した理由や【履歴書】の志望動機の内容について確認されました。(37年ぶりの就職面接で頭”真っ白”でした)

(4)採用の連絡について

 面接のときは、採用結果は1週間以内にご連絡しますとのことでしたが、翌日にはご連絡いただきました。(本当にうれしかったです。久しぶりに感激しました!)

★私が大変お世話になった日本語教師求人サイト【NIHON MURA(日本村)】です★

引用:最新情報 | NIHON MURA(日本村)日本語教師・職員求人情報

まとめ

 初めての日本語学校への就職面接(非常勤として)でしたが、日程の調整や、模擬授業の内容なども詳細に指定があったので、準備するには十分な情報量でした。私の場合、お世話になる日本語学校の担当者の方には、以前開催された学校説明会でもお会いしており、その時言われたことですが、私のような初心者(初めて日本語教師になる)に対して、『面接時には、授業のテクニックだけを見ていません。授業に臨む姿勢や教案作成に対する姿勢(努力)なども見させてもらいます。』ので、初めての方でもチャレンジしてください!と言っていただけたことは、本当に心強かったです。これからが、本当に大変とは思いますが、まずは、面接突破のための参考になれば幸いです。

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