日本語教師として1年経ちました。率直な気持ちを書きます!
記載方法は、自問(Q)、自答(A)です(笑)
日本語教師になって1年 Q&A方式で振り返ります!
Q:『日本語教師になってよかったですか?』
A:『日本語教師になってよかったです!!』
初めて教壇に立って日本語の授業をしたとき、多くの学生から質問や、笑い声などの反応もあり、第二の人生としての仕事として『日本語教師』になったことは、本当に自分にはよかったと思っています!やりがいのある仕事で本当に良かったです。
【そう思う主な理由】
もちろん授業の準備は大変ですが、その苦労した分は必ず授業を通じて返ってきます。学生の授業態度、リアクションもそうですが、日本語学校で実施する先生の授業の学生のアンケート評価など、厳しい評価ももちろんありますが、自分がこだわってきたことに対する評価が良かったときは、本当にうれしいです。つまり、大変さはありますが、その分やりがいを実感することができるからです。
Q:『新人の先生でも授業はできますか?』
A:『いろいろなサポートもあり、できます!』
もちろん初めのことの授業は、これまでのブログにも書きましたが、本当に色々なことがありました。でも、日本語学校の研修や授業に対するフィードバックなどもあり、自分が弱いところ、まだまだ足りないところなどありますが、それに対する対策アプローチも色々とあります。例えば、日本語学校で開催される研修に参加したり、自分でも勉強もします。(自己学習)また、同時期に採用された先生方(通称:同期の先生たち)とも仲良くさせていただいており、色々と情報交換を通じて授業のポイントなども共有させていただいています。また、私の日本語学校では、授業が始まる前に、同じクラスの先生方と打合せもあり、クラス担任の先生から、大きな授業の流れや不明点なども色々と教えていただいたり、相談もできます。本当に、日本語の先生方は本当に志が高く、授業に対する熱量も高く、1人でも多くの学生の成長を後押ししたい人ばかりで、私も本当に刺激されました。はじめのことは不安もありますが、とにかく色々なサポートやある程度事前準備をしっかりすればできます。
当然ですが、日本語教師育成の養成講座での研修も本当に活かせています。現在、養成講座で勉強されている方は本当に大変と思いますが、その大変さが後に必ず活かせます!頑張ってください!
【ご参考】 ≪ここがポイント≫日本語教師養成講座の選び方!
Q:『何が一番大変でしたか?』
A:『授業準備です。特に、何をどこまで準備するのが大変でした。』
いろいろな働き方があるので一概には言えませんが、私の場合は、週2日の非常勤講師として1年間働いてきました。2日間とも基本的に違うクラスのため教案は全て準備しなければなりませんでした。そのため、初めのことは本当に時間もかかりました。正直、土曜日、日曜日も準備することはありました。しかし、私の日本語学校は、基本的に、3か月1クールで一区切りです。つまり、年4クールのため担当するレベルによっては、前回作成した教案も使える場合もありましたので、1年も経てばある程度の教案のストック(例:授業用パワーポイントなど)も蓄積されます。本当に始めたことは大変ですが、やはり、ある程度の経験を重ねると、授業準備も効率よくできると思いました。当然ですが、1回目の授業での反省点はしっかり改善しておく必要はあります。
Q:『定年後、いつまで働くつもりですか?』
A:『まずは、5年間しっかり働きたいです。』
みなさんご存じの方も多いですが、今年から登録日本語教員制度がはじまり、2029年までには国家資格である登録日本語教員に登録しないと法務省が認定する学校では働くことができなくなります。私も今年から日本語教員試験を受験して登録日本語教師になりたいと思っています。まさに、日本語教育業界が大きく変わる中、自分としてもどこまで働けるかわかりませんが、一旦、目標として65歳までは頑張ろうと思っています。そのためにも、もっと勉強しなければならないと思っています。
まとめ(『最後に一言』)
日本語学校の『先生』(教師)である以上は、やはり、教えるだけの能力、知識が必要です。そのためには常に自分自身が『もっと成長したい』と思うことが必要と思います。いつまでも学ぶ心、姿勢がなければできない仕事だと思います。また、人とのコミュニケーションが求められます。当然ですが、日本語の文型だけを教えているだけでなく、日本語を使った会話なども含めた4技能(話す・聞く・読む・書く)の指導も必要になります。そのためにも色々な学生がいます。色々な学生に対してコミュニケーションを図りながら授業を進めなければなりません。そのためには、『教えることが好き』でなければできない仕事です。これから日本語学校で働きたいと思っている方々に対して、これまでの情報が役立てれば幸いです。