■できる日本語(初級)11課で「動詞の普通形」が導入されます!
できる日本語11課③でいよいよ「普通形」が導入されます。できる日本語では「友達言葉」として入ります。これまでは「~です/~ます」を使って丁寧に話す練習をたくさんしてきました。そのため、「マス形」は、はじめての人、先生、上司、年上の人などに使う言葉として練習してきました。私は、「丁寧に話す」ことから、「丁寧形」という言葉も使って説明します。できる日本語(初級)のテキストのP284には、「丁寧形」と「普通形」が比較されたものが載っているので、よくこのページを使って説明しています。今回の「普通形」の導入にも是非活用してください。
「普通形」と「友達言葉」をどう使って説明するか?
できる日本語初級11課(3友達と)では、学習目標に「友達と「友達言葉」を使って話すことができる。」とあります。つまり、目上の人、先生、上司、はじめての人と話すときと、よく知っている友達と話すときでは、話し方が違うことから、「友達言葉」として導入します。私もよく誤解しがちですが、と「友達言葉」がすべて「普通形」だけでできていません。このことは注意しましょう。例えば、助詞がない、短くして言う、最後まで言わないなどです。
また、「普通形」は、文法上の形で、「友達言葉」はあくまで親しい人への話し方です。
実際にどうやって導入するか?
やはり、これまでの話し方である「丁寧形」を復習します。先生などに話すときの言い方として下記の内容を説明します。
(例) 【今日】 漢字を書きます。 漢字を書きません。
【昨日】 漢字を書きました。 漢字を書きませんでした。
この例より、これら動詞の部分は、【マス形】の活用で、つまり【丁寧形】になります。
では、親しい友達に話すときの言い方として、【友達言葉】に変えます。
(例) 【今日】 漢字を書く。 漢字を書かない。
【昨日】 漢字を書いた。 漢字を書かなかった。
つまり、「書く」は【辞書形】、「書かない」は【ナイ形】、そして、「書いた」は【タ形】と説明し、「書かなかった」は【~なかった】として、友達言葉には4つの形があることを説明します。まさに、この4つが【普通形】ということをここで説明します。
動詞のⅠグループの普通形について
上記内容を下記の資料にてアニメーションなどを使いながら、動詞のⅠグループの【普通形】への変換練習をします。
動詞のⅡグループの普通形について
下記の資料にてアニメーションなどを使いながら、動詞のⅡグループの【普通形】への変換練習をします。
動詞のⅢグループの普通形について
下記の資料にてアニメーションなどを使いながら、動詞のⅢグループの【普通形】への変換練習をします。
まとめ (動詞以外の普通形について)
動詞の【普通形】をしっかり導入でき定着できれば、イ形容詞、ナ形容詞、名詞も同様に丁寧形と普通形を比べながら導入できます。がんばりましょう!
(例) 【イ形容詞の場合】
【丁寧形】
(今) この建物は古いです。 この建物は古くないです。
(昔) この建物は古かったです。 この建物は古くなかったです。
【普通形】
(今) この建物は古い。 この建物は古くない。
(昔) この建物は古かった。 この建物は古くなかった。
(例) 【ナ形容詞の場合】
【丁寧形】
(今) この建物はきれいです。 この建物はきれいじゃありません。
(昔) この建物はきれいでした。 この建物はきれいじゃありませんでした。
【普通形】
(今) この建物はきれいだ。 この建物はきれいじゃない。
(昔) この建物はきれいだった。 この建物はきれいじゃなかった。
(例) 【名詞の場合】
【丁寧形】
(今) 私は学生です。 私は学生じゃなありません。
(昔) 私は学生でした。 私は学生じゃありませんでした。
【普通形】
(今) 私は学生だ。 私は学生じゃない。
(昔) 私は学生だった。 私は学生じゃなかった。
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