令和6年度の「日本語教員試験の試験ルート」を確認しましたか?【まとめ】

登録日本語教員への道

『日本語教員試験』を申し込む前に、是非、この内容をご確認ください!

はじめに

今年から『登録日本語教員の申請』がスタートします。すでに文化庁国語課より『【令和6年6月公開版】登録日本語教員の登録申請の手続き』が公開されています。(詳細は下記のURLをご確認ください)。

↓↓【登録日本語教員の 登録申請の手引き】

https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/pdf/93982901_17.pdf

 この手引きを参考に、これまで、『日本語教育能力検定試験を受験されず、日本語教師養成講座を受講された方』向けに【その1】としてブログをまとめました。そして、『日本語教育能力検定試験に合格されている方』向けに、【その2】をまとめました。今回は、『日本語教員試験』に関するすべての経過措置のルートを、自分が『現職者/現職者でない』を中心に、どのパターンだったら、どの経過措置ルートになるのかを、全てのルートがわかるようにまとめてみました。ちなみに、私の場合は、現職者でなく、『日本語教育能力検定試験も合格していない』ので【Cルート】になりました。是非、みなさんも出願前に自分のルートを確認され、登録日本語教員に向けて頑張りましょう!

登録日本語教員の資格取得に関わる経過処置について

 現在、(C)(D-1)(D-2)(E-1)(E-2)(F)の6つのルートで経過措置が設定されています。自分がどのルートなのかを、申し込む前に、必ず確認してください。

(引用)【令和6年6月公開版】登録日本語教員の登録申請の手続きP4から抜粋させていただきました。

現職者か現職者でないかで申請できるルートは限られます

「現職者」とは?

※詳細の説明は、以下URL のホームページ(P5)において公開されています

https://www.mext.go.jp/content/20240628-mxt_nihongo02-000034832_2.pdf

尚、みなさんが日本語を教えられている日本語学校で、登録日本語教員を申請するために必要な「現職者」を証明する「⽇本語教育機関の在職証明書」を発行されると思います。是非、お勤めされている日本語学校に確認してください。

現職者でない場合

日本語教師養成講座を受講され修了されている方

【最新情報として7月31日に文化庁のHPにアップされています!】

↓登録日本語教員の資格取得に係る経過措置における日本語教員養成課程等の確認をしてください

https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/pdf/94091201_01.pdf

◎「必須の教育内容50項目に対応した日本語教員養成課程等」の学校の方は【Cルート】です。

 【注意】 但し、学⼠、修⼠、⼜は博⼠の学位が必要です

★現職者でない場合、この【Cルート】しか申請できませんのでご注意ください!

現職者の場合

【日本語教育能力検定試験に合格されていない方】で、日本語教師養成講座を受講され修了されている方

【最新情報として7月31日に文化庁のHPにアップされています!】

↓登録日本語教員の資格取得に係る経過措置における日本語教員養成課程等の確認をしてください

https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/pdf/94091201_01.pdf

◎「必須の教育内容50項目に対応した日本語教員養成課程等」の学校の方は【Cルート】です。

  【注意】 但し、学⼠、修⼠、⼜は博⼠の学位が必要です

◎「平成12年報告に対応した日本語教員養成課程等」の学校の方は【D-1ルート】です。

【注意】 但し、学⼠、修⼠、⼜は博⼠の学位が必要です

◎上記2つに該当しないものの、現行告示基準教員要件に該当する養成課程等を修了した場合【D-2ルート】です。

【注意】 但し、学⼠、修⼠、⼜は博⼠の学位が必要です

【日本語教育能力検定試験に合格された方】

■昭和62年度~平成14年度の『日本語教育能力検定試験に合格された方』は【E-1ルート】です。

■平成15年度~令和5年度の『日本語教育能力検定試験に合格された方』は【E-2ルート】です。

※【E-1ルート】、【E-2】ルートの方は、『日本語教員試験の基礎試験、応用試験』は免除されます!

  但し、講習修了後の認定試験はありますのでご注意ください

『日本語教師養成講座』も、日本語能力検定試験』も終了ならびに合格されていない方

『日本語教師養成講座』も、日本語能力検定試験』も終了ならびに合格されていない方は【Fルート】です。

費用はどれだけかかるのか?

①受験料

・通常:18,900円 ・基礎試験免除:17,300円 

・基礎試験及び応用試験免除:5,900円

②講習の受講料

・講習Ⅰ:8,800円 ・講習Ⅱ:17,600円

③登録手数料(登録日本語教員)

・4,400円

まとめ

 いよいよ『登録日本語教員』への申請向けて8月1日から『日本語教員試験(11月17日(日))』の出願もはじまります。ご存じのように令和6年度も『日本語教育能力検定試験』も10月に実施されます。今回の『日本語教員試験』ですが、私の令和5年度の試行試験の経験からですが、検定試験対策と同じように勉強するつもりです。試験は応用試験だけになりますが、検定試験の過去問を中心に勉強するつもりです。是非、合格目指して頑張りたいと思います。みなさんも合格目指して頑張りましょう!

★私が卒業した『KEC日本語学院』のホームページに、「登録日本語教員」に関する動画による解説もありますので、動画で説明が聞きたい方は、是非、こちらまで!★

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