【新人講師向け】 できる日本語(初中級)第14課‐1 サポート情報

日本語教師(初心者向け)【授業サポート情報】

第14課 イベント・行事  1 私の国の行事

はじめに

 ここでは、いろいろな国の行事やイベントを学ぶことができるので、楽しい授業ができると思います。日本の有名な行事などは、できれば写真などを準備して紹介すると学習者の興味もあり、文型導入などもスムーズにできると思います。また、学生間やグループ活動を通じてよりお互いのことを知る機会にもあります。私も初めて聞いたこともありとても楽しい課でした。初中級もいよいよ終わりに近づいています。頑張りましょう。

■第14課の行動目標 

周りの日本人に自分の国についてより知ってもらうために、自分の国の行事や習慣について説明することができる。

■第14課‐1 [できること] ※テキスト191より

国の行事や行事に関することについて、簡単に説明したり聞いたりすることができる。

導入する文型

① Nって何ですか

[接続] 【知らない言葉】って何ですか

[意味] 知らない言葉について質問する言い方です。 

 (例文) 七五三って何ですか

[注意] 話し言葉ですので書き言葉では使いません。

② Nというのは~ 

[接続] 【名詞1】というのは【名詞2】です。  

[意味] 【名詞1】(わからない言葉)の意味は、【名詞2】(名詞1の説明)のことです。

 (例文)成人式というのは20歳になったことを祝う行事

[注意]話し言葉が多いです。

③ ~と言われています

[接続] 【普通形】と言われています 

[意味] みんなが昔から○○と言っています。

 (例文)大阪人はおもしろいと言われています

[注意] 「言われています」は、「言う」の受身です。

④ NのようなN

[接続]【名詞1】のような【名詞2】     

[意味]相手が知っている例で(【名詞1】に似ている【名詞2】)説明する。

 (例文)七五三のような行事があります。

[注意]「NみたいなN」は、くだけた言い方で、「NのようなN」は、少しかたい言い方です。

↓↓↓ ①~④までの14課‐1の学習項目をまとめた内容です

上記内容をできる日本語の学習項目一覧表の順でまとめています。

まとめ

 この課では、「○○というのは何ですか?」に対して、「○○というのは、○○です。」とQ&A形式で例文を作成して、学生が知らない日本の行事などを例に説明すると、興味を持って聞いてくれます。やはり、ビジュアルな写真やレアリアがあれば授業は盛り上がります。大変とは思いますが、少し工夫をすることで、よりわかりやすい授業ができると思って取り組んでいます。頑張りましょう。

【私のおすすめ文型辞典】 私の日本語学校の先生も愛用されています!

例文も多く、文型のレベルも記載されていてとても分かりやすいです!

●日本語文型辞典 改訂版 ※Amazonのリンク付き

■登録日本語教員試験対策シリーズ

タイトルとURLをコピーしました