【新人講師向け】 できる日本語(初中級)第15課‐2 サポート情報

日本語教師(初心者向け)【授業サポート情報】

第15課 気になるニュース  2 みんなの前で発表

はじめに

 今回も今後必要な発表に関する文型を多く取り扱います。グラフのデータを見てどんな状況かを話したりできるようになります。いよいよ中級に向けての最後の課です。この授業で一旦クラスなども変わることも多いですが学生の成長を実感するときでもあります。最後まで頑張りましょう!なお、今回で「できる日本語初中級」の全ての文型のサポート情報が最終となります。

■第15課‐2 [できること] ※テキスト207より

あるテーマについて調べた情報やそれについての自分の考えを発表することができる。

導入する文型

 ➀ Vてきました (変化)

[接続]【動詞:テ形】きました         

[意味]前から今までの変化を言うときに使います。(~きました) 

 (例文)最近、新聞を読む人が減ってきました

[注意]今回は「変化」を表す文型です。第10課の「Vてきます」(近づく移動)とは違います。 

② ~のために、~ (原因)

[接続]【普通形】ために、~

    【名詞】ために

    【ナ形容詞】ために

[意味](A)が原因で、(B:結果)になる 

 (例文)事故のために、電車が遅れています。

[注意]原因に伴う結果になっているか、文作のとき注意、確認してください。 

③ Vていきます

[接続]【動詞:テ形】いきます

[意味]今から、これからの変化を言うときに使います。

 (例文)これから、お米の値段が上がっていくと思います。

[注意]今回は「変化」を表す文型です。

    第10課の「Vていきます」(遠ざかる移動:移動の様態)とは違います。

↓↓↓ ①~③までの15課‐2の学習項目をまとめた内容です

上記内容をできる日本語の学習項目一覧表の順でまとめています。

まとめ

 「できる日本語初中級」の文型のサポート情報を終わらせていただきます。書きながら思うことは、あの時の授業で「こうすればよかった」「こうしたらもっとわかりやすかったのでは」と反省、反省です。以前、ベテランの先生がおっしゃっていました言葉ですが、「100点満点の授業はありません。」とお聞きしました。まさに、その通りだと思います。100点はとれませんが、「少しでもわかりやすい授業を」(心がけ)を目指してこれからも頑張ります。みなさん、一緒に頑張りましょう!これまで”つたない”文型のサポート情報をご一読いただき、誠にありがとうございます。これからも参考になる情報を発信させていただければ幸いです。今後ともよろしくお願いします。

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